Empathy, humor and temper
Brokiga© 絵本の中心は、遊び心と想像力です。ストーリーは、共感、寛容、平等という考え方に基づいており、元気なキャラクターたちは、チェック柄や水玉、ピンクや緑、茶色や青など、いろいろな色や模様で描かれています。怒っている子、悲しんでいる子、お天気屋の子、寂し気な子、さまざまです。人間が持つ感情がいろいろなところに見られ、Brokigaキャラクターはまるで私たち自身のようです。絵本の中には、驚きもあれば、バカらしいことにたくさんあります。この元気で小さなキャラクターたちは、もはや制御不能です!
ブロキガについてーリトルピンクと元気な仲間たち
Brokiga絵本には、教育的な出発点があります。小さな子供たちにとっては、楽しい読み聞かせから始まります。Brokigaとは、スウェーデン語でいろんな色、いろいろな模様、という意味です。Brokigaは、私たちの会社名でもあり、著作権、商標権ともに登録されています。
小さなキャラクターたちは、主張したり、変装したり、噛みついたり、慰めあったりします。彼らは大げんかをすることもありますが、すぐに仲直りして友達になります。リトルピンクは意志を持つキャラクターです。リトルピンクは、ストーリーの中のさまざまな経験を通して、私たちを導いてくれます。キャンディーのように甘い一方で、うなり声を上げて牙を見せることもあります。リトルピンクはたくさんの小さなキャラクターたちの中の一人です。複数の絵本に次から次へと登場するキャラクターもいれば、カラフルなキャラクターたちの中にちらっと通り過ぎるキャラクターもいます。
フー?
スティーナ·ヴィルセンの「フー?」の絵本は、ブロキガチームが開発した関連商品とともに、ブロキガのもう一つの側面です。
「Who?」は、日常生活で毎日起こっていることを、たとえ話の形式で表した絵本です。千差万別な小さなキャラクターたちが、小さな子どもたちのための子どもらしいドラマを通して、感情の奥底までを表しています。「Who?」の絵本は、スウェーデン内外で大人気となり、アニメ化されましたが、スウェーデンの公共放送では頻繁に放送されています。「大きいのはだれ?」「血が出たのはだれ?」「寝ない子はだれ?」というタイトルが示すとおり、いろいろな難しい問題に取り組む絵本です。子供たちにも大人たちにもアピールします。
これらは、20タイトル以上に出てくる5つのメインキャラクターです。
最近の5冊では、Whoキャラクターたちは、大人に成長して、家族を持っています。Who全体が世代交代を迎えています!
The pens that created the Brokiga© figures
リトルピンクとブロキガの仲間たちの絵本は、カーリンとスティーナ·ヴィルセン親子によって描かれました。現在では、30冊を超え、世界中の子どもたちに愛されています。シリーズは、新しいタイトルで継続していく予定です。
商品開発に関しては、スティーナの姉、アンナとスティーナが、デザイン提案から商品の完成にいたるまで、すべてのプロセスを通して、一緒に関わっています。最も大切にしているのは、遊び心、喜び、共感、そして楽しさがあるかどうか、ということです。この基本的な考え方が、デザイン、イラスト、製造手順の中で慎重に進められています。また、サステイナビリティについても注意を払っています。
スティーナ·ヴィルセンは、子どもの本の作者です。ブロキガシリーズ、RuthとKurtシリーズなどではイラストを担当しています。ウルフ·スタルク、ヘディ·フリード、マッティン·ビードマルク
など、スウェーデンの有名な作家による本にも挿絵を描いています。また、大成功している「Who?」シリーズでは、スティーナが、テキストも絵も描いています。スティーナは、子どもの本においても、また大人のための作品においても、数多くの名誉ある賞を受賞し、さまざまな形で活躍中です。
アンナ·ヘーリングは、ブロキガシリーズ、またその他のさまざまなブランドを手掛けており、眼鏡デザインから照明デザインまで、幅広い分野で活躍する工業デザイナーです。アンナのデザインが優れているところは、発想が豊かなことに加え、環境にも優しいことです。シンプルでわかりやすく、細かなところに意外性があります。アンナは、デザイン作品について多くの受賞をしています。
カーリン·ヴィルセンは、元教師で作家です。彼女は、スティーナと一緒に、数多くの子どもの本を書き、それらは世界各国で大人気です。彼女は、他のイラストレーターとも本を書いています。カーリンの作品は、小さな子どもたちの言語発達や、子どもたちの概念に対する理解に重点を置いたものが多いです。特別支援教育の教師としての長い経験が、作品に影響を与えています。言語の概念や算数など、教育的な要素をそうっとストーリーに組み込み、小さな子どもたちは知らず知らずのうちに、いろいろなことを学んでいきます。カーリンは、遊び心について真剣に考えていきます。
Background
スティーナとアンナの姉妹は、子ども時代に、組み立てたり、絵をかいたり、縫物をしたり、一緒にいろんな遊びをしていました。
雨の日には、ペーパードールを切って作ったり、顔つきのパンを焼いたりしました。あまりにかわいく出来上がると、食べるのが惜しくなったものです。アパートの本棚には、お人形やぬいぐるみがあ
りました。母親のカーリンと、父親のクリスチャンは、どちらもアートの教師だったので、家には、紙やペン、粘土、生地、そのほかのクラフト素材がたくさんありました。
1990年代の初めに、二人の姉妹は、ストックホルム美術工芸デザイン大学に進みました。アンナは工業デザインを、スティーナはグラフィックデザインとイラストレーションを専攻しました。二人とも、デザイナー、アーティスト、ライターとして活発に活動しています。2007年に、それぞれの仕事、つまりイラストレーションと工業デザインとしての専門性を生かして一緒にプロジェクトを始めることにしました。このようにして、ブロキガが誕生しました。
The ideas behind Brokiga
Brokigaは、子どもたちの自尊心を育み、遊ぶことと学ぶことの両方の面白さを伝えます。スティーナとカーリンは、図書館や幼稚園で講演をし、ワークショップを実施します。また、ブロキガは、セーブザチルドレン等の団体を通して、困難な状況にある子どもたちを助け力づけるプロジェクトをサポートしています。